【RHO3分健康講座】ちょっと豆知識「疲れない体づくり」

疲れにくい=仕事や勉強のパフォーマンスUP

日頃、皆さんお忙しくて疲れが溜まっていませんか?
疲れで、日常の仕事も負担になってしまったり、
やる気が湧かなかったりすることもあるかと思います。

しかし、ご自身のちょっとした工夫で、疲れにくい体につくることができます。
『疲れない』ことは『仕事や勉強の効率が上がる』ことに直結します。

というわけで、皆さんの疲れが少しでもやわらぐように、
私が最近得た豆知識をご紹介します。

エビデンスに基づいた、疲れない体づくり

最近、本屋で目に入った本がありました。

『スタンフォード式 疲れない体』

book

今や世の中には様々な健康法があふれていて、
一体何が正しいのか、正直医師の私にも判断が難しいです。

ただ、この本の著者は、多くのトップアスリートを輩出している
アメリカのスタンフォード大学のアスレチックトレーナーをされている方で、
エビデンスに基づいた方法が書かれてある、
とのことだったので、目を惹きました。

科学も医療も芸術も、世の中のものは時代とともに新しくなっているので、
私も新しい知識を得て、時代の流れに乗ろう!と思い、購入。

呼吸方法、食事、睡眠など多岐にわたってポイントが書かれており、
面白くて読みやすかったです。

この本で学んだことの中から1つだけご紹介しますね。

冷水と温水による『交互浴』

この入浴方法は、名前からも想像される通り、
冷たい水と熱いお湯に交互につかる方法です。

普通のご家庭には浴槽は1つしかないと思うので、
冷たいシャワーと熱いシャワーを交互に浴びることや、
冷たいシャワーを浴びて暖かい湯舟につかる、でも良いそうです。

実際には細かい方法がありますので、気になる方は本を読んでみて下さいね。

足湯
私は以前、70代でも疲れを見せず走り回っているスーパーDrに、
冷たいシャワーと熱いシャワーを、3回程交互に浴びるよう教えて頂きました。

「なるほど、だからこのDrは疲れ知らずで若々しいのか!」と思いました。

ただ、なぜ疲れが取れるのか、その理由は私も知りませんでした。

この本に答えが書いてありました。

交互浴の効果は主に2つあります。
第一に、血管の収縮と拡張がくり返されることで血流がよくなること。
第二に、自律神経のバランスが整うこと。

血流がよくなると、傷ついた筋肉に栄養が運ばれ、
細胞に溜まった老廃物が取り除かれるそうです。

なんと、ちょっとしたシャワーの工夫で一石二鳥ですね。

ちなみに前出の本には、この『交互浴』のエビデンスとしての掲載論文などが挙げられています。

現在、交互浴に関しては研究が行なわれている最中で、現時点での知見を統合すると、
「冷水浴、温冷浴ともに効果あり。ただし、体感的な『疲労回復感』は得られるが、筋肉痛には直接的な効果はなさそうだ」
と紹介されています。

まだ確固としたエビデンスがないことはご理解の上で、健康づくりにご活用下さいね。

 

最後に

暑い夏、あと残りわずかとは思いますが、
疲れを吹き飛ばして健康に過ごされることを願っております。

この記事を書いた人

三上華奈
RHO副代表。琉球大学在学中からRHOの活動に参加。
琉球大学医学部医学科を卒業し、現在は神戸の病院で医師として勤務。