県民健康・栄養調査結果より

先日、「県民健康・栄養調査」の結果が出ていました。
その名前からも分かりますが、県民の健康状態や栄養状態に関する調査結果です。

健康おきなわ21のサイトに公開されています。

http://www.kenko-okinawa21.jp/090-docs/2018012500010/

そこから個人的に気になった内容を簡単に紹介しますと、

【肥満および痩せの状況】

  • 20歳以上で適正体重を維持している人(BMI18.5以上25未満)の割合は、男性は約6割、女性は約7割。
  • 20歳以上の肥満者の割合は、男性は約4割、女性は約3割で、特に40~50歳代の男性では約5割。
  • 一方で、20歳代女性の2割近くがやせとなっている。
  • 全体では20~69歳男性は5年前から有意な変化は見られず、同年代の女性の肥満の減少によって全体ではやや肥満が減った。

【生活習慣病の状況】

  • 成人において、高血圧症有病者は、男性の約5割、女性の約4割。
  • 成人において、糖尿病が強く疑われる者は男女ともに約1割。
  • 成人において、脂質異常症が疑われる者は男女ともに約2割。
  • 成人において、メタボリックシンドロームが疑われる者は男性約2割、女性の約1割。

【身体活動(歩数および運動習慣)の状況】

  • 成人の1日の歩数の平均値は、男性で6,261歩、女性で5,901歩。全国比で男性は少ない。
  • 平成18年からの推移で、男性の歩数が減少傾向。

【飲酒に関する状況】

  • 成人のお酒を飲む頻度は、「ほとんど飲まない(飲めない)」を除くと、男性は「毎日飲む」が約2割で最も多く、女性は「月に1~3日」が約1割で最も多い。
  • 飲酒習慣のある者の割合は、男性は約3割、女性は約1割で、全国比で有意な差は見られない。
  • 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、男性は約2割、女性は約1割。全国比より男女とも高い。
  • 成人の節度ある飲酒量を知っている者の割合は、男性は約4割、女性は約3割。5年前の調査より有意に増加。

【喫煙に関する状況】

  • 成人の現在習慣的に喫煙している者の割合は、男性は約3割、女性は約1割。男女とも全国並。
  • 喫煙者数は5年前と比較して男女ともに有意な差はみられない。
  • 成人の現在喫煙している者のうち1日21本以上吸う者の割合は、男性は約2割、女性は1割未満。全国比で男性は有意に高い。

その他にも、興味深い内容がたくさんありますので、ぜひご覧になっていただければと思います。

こうした統計の受け止め方は様々ではありますが、やはり男性の方が不健康が目立ちます
特に、お酒とタバコの影響が大きいのでしょう。

残念なことに、先日も新聞記事でこうした話がありました。

【2018年3月17日 琉球新報「未成年の飲酒搬送43人 2017年沖縄県 本紙医療機関調べ」】

飲酒がらみで救急搬送された未成年者が2017年の1年間で少なくとも43人いたことが、琉球新報が沖縄県内救急医療機関へ行ったアンケート調査で16日までに分かった。18、19歳で22人(51%)を占めるが、中学生以下に相当する15歳以下も12人(28%)いた。交通事故や意識障害などで命にかかわる事例もあった。低年齢から飲酒できる環境があり、飲酒によって県内の少年少女の身体に危険が及んでいる実態が浮かび上がった。

未成年からの飲酒。ちょっとではありますが、私も覚えがあります。ごめんなさい。

この記事でも、続きを読むと男性26人女性17人と、男性のトラブルが多くなっています。

「沖縄の男性は不健康だから直しなさい」と言うのは簡単なのですが、女性の強い沖縄ですから、指摘は嫌というほどされているはずです。

健康的な趣味や楽しみ、仲間が増えることが何より大切だと私は思っています。

学生の頃、楽しみな遠足や、部活の大会の前日は、コンディションのために早く寝ようとしていた人も男性は多いはずです。

健康でないと楽しめない生活が待っている、それが一番健康にいいのでしょう。

ビートたけしさんは1日1食と言う話もありますが、大好きなしゃぶしゃぶでは肉ばかりを食べるので、バランスを取るために朝昼は野菜ジュースだけで済ますそうです。

それが誰にでも合っている健康法ではないと思いますが、結局、楽しむために健康を考える、これが男性には一番合った方法なのだと思います。

ただ、意地っ張りな人も多くて、

「何してる時が楽しいの?」

「は?お酒飲んでる時さー」

ということも多いんですけどね。
それならせめて適量に抑える必要はあると思うのですが…ねぇ。

この記事を書いた人

平良俊也
RHO代表。沖縄県出身。
コンテンツライター兼Webエンジニア。
職業柄見えるメディアの健康・医療情報の取り上げ方に問題意識を抱き、RHOの活動に参加。現在、幼少の頃から染みついた不摂生な生活習慣の改善に挑戦中。